手元は自分の目につきやすいのはもちろん、他人の目にも入りやすい場所でもあります。
綺麗に整えられた爪先は、テンションもあがりますし好感度も高いですよね╰(*´︶`*)╯
ネイルサロンでやってもらうイメージの強いネイルケアですが、コツを掴めは自宅でもお手入れする事ができるんです。
今回は元ネイリストの筆者おすすめ!初心者さんでも自宅で出来るセルフネイルケアの方法と、おすすめのケアアイテムを紹介します
自分でお手入れできれば爪のトラブル予防や補強にもつながるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね
道具を揃えよう!ネイルケアに必要なケアアイテム
自分でネイルケアを始めるにあたり、まずは道具を揃えましょう٩( ᐛ )و
まずは最初に準備しておきたいアイテムを紹介します。
ネイルケアの道具は化粧品売り場やドラッグストア、バラエティショップなどの他ネットショップでも購入可能です。
デザインが可愛いものも多いので、お気に入りを見つけて楽しんでくださいね
消毒液
自身の爪周りや道具を清潔な状態で使うために準備しましょう。
衛生状態のよくない道具を使って、万が一バイ菌が入ってしまったら大変です。
ご自宅に消毒用のアルコールスプレーなどあればそれを使用してくださいね。
お手入れ前に道具と自分の手指をしっかり消毒してから始めましょう٩( ᐛ )و
エメリーボード
爪の長さや形を整えるために使う薄い爪やすりです。
色々な形やグリッド(荒さ)がありますが、180Gのものが比較的使いやすいと思います。
スポンジバッファー
エメリーボードで爪の先端を整えた後に、爪の裏や先端に残ったゲジゲジを取り除いたり
爪の表面をなめらかに整えるために使用します。
こちらも色々な形はグリッドがありますが、ネイルケアであれば180 /240Gのものがおすすめです
キューティクルリムーバー
甘皮処理をする時に甘皮周りに塗ってふやかします。
キューティクルリムーバーには甘皮を柔らかくする成分が含まれているので、ぐんとお手入れがしやすくなります。
プチプラの物もたくさんありますので、ぜひ試してみてくださいね
キューティクルプッシャー
キューティクルリムーバーでふやかした甘皮を優しく押し上げるための道具です。
金属製のタイプとペンの様な形のセラミックタイプがあります。
こちらはプロでも、好みや意見が分かれる道具なので使いやすい方を…というのが本音なのですが
私個人的に最初の1本であれば金属製がいいのかなと思います。
金属製の方ができる事が多く、無いと困るアイテムかなと
金属製で上げきれない固い甘皮や、爪が小さくて細かい所にプッシャーが入らない場合はセラミックタイプが活躍します
また、ジェルネイルもされるのであれば両方使う事になると思うので一つづつ揃えていくのもいいかもしれません(*^^*)
ウッドスティック
コットンを巻きつけてキューティクルプッシャーの代わりに使う事もできます。
その他、爪の横側や裏側など細かい部分の消毒や油分除去に使用したり
はみ出たマニュキアを拭き取ったりと何かと使用頻度が高いです。
ガーゼ
キューティクルプッシャーで甘皮を押し上げた際に出てくるカスを取り除くのに使います。
甘皮処理をした爪周りのお肌は敏感になっているので、優しい素材のものを選んで5センチ角くらいに切っておくと使いやすいです
薬局で大容量のものを買ってカットして使うとコスパがいいですが、バラエティショップやネットに最初から使いやすいサイズにカットされている物も売っているので
初心者さんはそちらから使ってみるのもいいかと思います。
キューティクルニッパー
ガーゼで取り除けないお肌にくっついた甘皮や、ささくれをカットするのに使います。
ささくれも甘皮も取りすぎると炎症を起こす原因になるので使う時には注意が必要です。
特に扱いに慣れないうちは狙って無い所に刃が触ってしまったり、ささくれをちゃんと切れずに引っ張ってしまい怪我をしてしまう可能性があるので
刃先が小さめである程度切れ味がある物がおすすめです
シャイナー
爪の表面を磨いてツヤを出すために使います。
先ほど紹介したバッファーで爪の表面の凹凸を整えた後にシャイナーで磨いていきます。
シャイナーを使うと爪に何も塗っていなくてもツヤツヤになるので、お仕事柄ネイルができない方でも爪先の印象を変える事が出来ますよ。
ネイルオイル
ネイルケアの仕上げに爪周りを保湿したり、お手入れ後のデイリーケアに使います。
特に甘皮処理後は爪周りが乾燥しやすくなっているので、保湿して綺麗な状態をキープしてあげましょう。
マニュキアボトルに入っているタイプや持ち運びに便利なペンタイプなどありますので、日常生活に取り入れやすいタイプを選んであげるのがおすすめです。
爪の長さと形を整えよう
まずは爪の長さと形を整えていきましょう。
基本的には先ほど紹介したエメリーボードで削って整えていきます。
先端を整えた後、爪の裏にゲジゲジが出来たらスポンジバッファーで優しく取り除いてあげます。
一つづつ解説していきますので、ぜひご覧ください
爪の長さを整えよう
長さ・形を整えるには基本的にエメリーボードを使います。
普段は爪きりで伸びた爪を切っていると思いますが、爪切りは爪の先端に負担がかかりやすいので
2枚爪が気になる方や折れやすい方はなるべく使わない方がおすすめです。
使う場合としては
「すごく伸びている爪を短くする時」になります。
その時も爪が折れないように気をつけてある程度の長さまで爪きりで切った後に、エメリーボードで最終的な長さまで整えてあげるましょう。
爪の形を美しくするエメリーボードの使い方
爪の負担を少なく長さと形を整えるためのエメリーボードですが、間違った使い方をすると逆に爪先に負担をかけてしまう事があります。
せっかく専用の道具でお手入れするので、正しい使い方で綺麗な爪先にしていきましょう!
- 自爪に直角に当てるのはなく、爪の下に45度の角度で当ててあげよう
- 力一杯往復がけは逆に2枚爪の原因に!一方向に動かして優しく少しづつ削ってあげよう
- 時々爪の角度を変えて形を確認しよう
自爪に直角に当てるのではなく、爪の下に45度の角度で当ててあげよう
エメリーボードを自爪に直角に当てると、爪に負担がかかったり、削りすぎて形が歪んでしまう原因になります。
エメリーボードは爪の下に45度の角度で入れてあげる事で、爪の負担を軽くしてあげられますよ
力いっぱい往復がけは2枚爪の原因に!一方向に動かして優しく少しづつ削ってあげよう
エメリーボードで10本の爪を一本づつ削って整えていくと
つい早く進めたくて力が入ってしまったり、往復がけをしたくなったりという事があるかもしれませんが
どちらも爪への負担が大きいく、2枚爪の原因になってしまいます。
エメリーボードは一方向に優しく、ゆっくり削ってあげるのがおすすめです。
後、削る時のストロークは細かい動きより、長いストロークでゆっくり動かしてあげると形を整えやすいです。
最初は難しいと思うので無理に長いストロークで削る必要はありませんが、慣れてきたらぜひチャレンジしてみてくださいね
時々爪の角度を変えて形を確認しよう
爪先を削る時同じ方向からだけでなく、ぜひ手のひらを返した角度や横からの角度からの形も確認してあげましょう
さっきまで見えなかった左右の歪みや削り残しなど、角度を変えると見える部分が出てくると思います。
色々な角度から形を確認して美しい形に仕上げましょう
爪の裏にゲジゲジ(バリ)が出てきたら、スポンジバッファーで優しく取り除いてあげよう
エメリーボードで爪を削っていると、爪の裏にゲジゲジした薄い皮のような物が出てくる事があります。
これを「バリ」といいます。
バリは往復がけなどをした時などに出ることが多いのですが、慣れないうちは丁寧に一方向に削っていても結構出てきます。
私もスクール時代は沢山出てました。スクールのクラスメイトもほとんどそうでした。懐かしい(о´∀`о)
細かいガサガサくらいであれば、この後の工程で取り除けるのでわざわざ触る必要はありませんが、大きなバリや頑固な固いバリが出てくる事があります。
そんな時はスポンジバッファーの目が細かい方(240Gくらい)で優しく撫でるように取り除いてあげましょう。
(ここで取り除かずに、甘皮処理の後に行ってもOKです。やりやすい方で)
甘皮を処理しよう
爪まわりの印象やネイルのもちを良くしたいのであれば、甘皮はぜひお手入れしておきたい部分になります。
ただ、甘皮ケアは処理の仕方を間違えるとケガやトラブルの原因になる可能性があるので、正しいお手入れ方法で気をつけてケアしましょう
まずは甘皮について知ろう
甘皮とは自爪の根本部分にある皮膚のことを言います。
甘皮の下に新しい爪を作る部分があり、雑菌や外部刺激からその部分を守る役割があります。
なので本来は必要な部分なのですが、放っておくと爪と一緒に伸びてきてしまいます。
甘皮が伸びすぎると
- 爪の見た目が悪くなる
- ネイルのモチが悪くなる
- 爪まわりのお肌が乾燥しやすくなる
- ささくれが出来やすくなる
などの原因となってしまします。
ですが、上記にもあるように甘皮は本来は爪まわりにとって必要な部分になります。
なので、甘皮ケアではこの伸びすぎてしまった甘皮を取り除いていきます。
甘皮ケアで一番大切なのが「やりすぎない事」です。
本来必要な部分まで取り除いてしまうと、そこから雑菌が入り炎症を引き起こしてしまったり
新しい爪を作る部分を傷つけてトラブルの原因になってしまう可能性もあります。
なので甘皮処理は2週間〜3週間に1度のペースで、無理に取り除こうとせず優しくお手入れしましょう。
甘皮部分にキューティクルリムーバーを塗ろう
まずは甘皮部分にキューティクルリムーバーを塗ります。
伸びた余分な甘皮は角質化して爪表面に張り付いている事も多いので、皮膚部分だけでなく甘皮近辺の爪表面にも塗ってあげてくださいね。
甘皮をふやかそう
少しあったかいくらいのぬるま湯を入れたボウルに指先を浸け、5〜10分ふやかします。
甘皮を柔らかくしてあげると取り除きやすくなりますよ٩( ᐛ )و
初めてお手入れする方や乾燥している方はしっかりとふやかしてあげるとこの後のケアがやりやすくなります。
甘皮を押し上げよう
キューティクルプッシャーかコットンを巻きつけたオレンジウッドスティックを使って、爪の根本に向かって甘皮を優しく押し上げます。
力を入れすぎると根本を傷つけてしまうので優しく、ゆっくりと行ってあげてください。
時間がかかって爪まわりが乾いてきたら、キューティクルリムーバーを塗りなおしたり、もう一度お湯でふやかしてあげるなどして甘皮が柔らかい状態をキープしながら行いましょう
初めての方は1度のお手入れで全て取り除こうとせず、数回に分けて少しづつ取り除いてあげてくださいね。
甘皮のカスを取り除こう
ガーゼを親指に巻きつけて、巻きつけた指の先端部分を清潔な水で少し濡らしてあげます。
ご家庭で行う場合、消毒用のウェットシートで代用してもいいと思います。
濡らした親指の先端部分で、押し上げた甘皮や周りに溜まったカスを優しく取り除きましょう。
その際に、爪の裏側にあるバリ(上記参照)も一緒に取り除いてあげます。
この工程で大半の甘皮やバリを取り除く事ができると思います。
ささくれや角質をカットしよう
ガーゼでのケアで大半の甘皮を取り除けているはずですが、もしもガーゼケアで取り除き切れなかった余分な甘皮やささくれがある場合はキューティクルニッパーでカットしてげます。
ただ、甘皮は取り除きすぎると炎症などのトラブルの原因になるので
あきらかに薄皮のようなものがピラピラ残っていたり、目立つささくれがあるなどで無ければ無理に処理する必要はありません。
薄皮のようなピラピラやささくれをカットする際は、キューティクルニッパーの刃を寝かせる様にして
根本を少し残すようにカットしてあげましょう
爪の表面を整えよう
甘皮の処理まで終わったら、爪の表面を整えてさらに美しい爪に仕上げていきましょう٩( ᐛ )و
スポンジバッファーで表面を整え、シャイナーで磨いてツヤツヤに仕上げていきます
スポンジバッファーで爪表面をなめらかにしよう
スポンジバッファーで爪表面を擦って凹凸を削っていきます。
甘皮処理の際に出てきたカサカサや縦筋の線を消すイメージで、優しく表面を撫でるようにバッファーを動かしていきます。
スポンジで優しくとはいえ表面を削っているので、やり過ぎると爪が薄くなってしまいます。
縦筋を完全に消そうとして削りすぎてしまう場合もありますので、気をつけて行ってくださいね。
シャイナーで爪の表面をツヤツヤにしよう
スポンジバッファーで爪の表面を整えたら、シャイナーでツヤツヤに磨いていきましょう。
ほとんどのシャイナーが表で磨いて→裏で仕上げるという流れになっていると思います。
※磨く順番はシャイナーのパッケージに記載されているか、記載された説明書が同封されているはずなのでご自身のシャイナーに合わせて磨いてあげてくださいね
デイリーケアも忘れずに
一番大切なのは保湿!
甘皮処理後の爪まわりは普段よりも乾燥しやすく、敏感な状態になっています。
保湿せずに放っておくとささくれの原因になってしまいますので、オイルでしっかり保湿してあげましょう。
余分な甘皮が取り除かれた事で、お手入れ前よりも保湿成分が奥まで浸透しやすくなるので
甘皮処理後の保湿はやらないともったいないくらいです(о´∀`о)
オイルとクリームの違いは?
オイルとクリーム、どちらも手の保湿をする為のものになりますが
それぞれ違う役割があります。
オイルの役割
・主に甘皮まわりの保湿
・さらっとしているので細かい隙間や甘皮の奥まで浸透しやすい
クリームの役割
・主に手、指全体の保湿
・粘土があるので乾燥した肌に蓋をしてくれる
なので、甘皮処理の後はオイルのケアがおすすめです(о´∀`о)
手指の状態にあわせて使い分けてくださいね。
ネイルケアで美しい爪先に
いかがでしたか?
セルフネイルケアは道具を揃えたり、コツがいったりしますが
道具は可愛いものが多かったり、自宅だと自分のペースでゆっくりお手入れができたりと良い事もあります♡
綺麗な爪先で気分をあげていきましょう٩( ᐛ )و
コメント